あけましておめでとうございます。
丑年の今年は、昨年よりも「モォ~っと良い1年になりますように」と願いを込めて、今年も1年よろしくお願い致します。
皆様は今年のお正月、いかがお過ごしでしたでしょうか。
私は、家族同士で過ごしている間もマスクをし、部屋は常時換気、アウターを着て室内で過ごしました。
東京の弟は帰省を控え、妻の実家でも兄弟が別々に訪問し短時間で帰宅と、いつもの正月とは明らかに違うものでした。
それでも、 無事に正月が迎えられたこと、当たり前の日々を当たり前と思わないことで、短時間でも家族が集まれたことに感謝をしています。
「かりゆし58」の曲にこんな歌詞があります。
「命は始まった時から ゆっくり終わっていく なんて信じない 僕が生きる今日は もっと生きたかった誰かの 明日かもしれないから」と。
”今”を最高に楽しめる思考こそが、人生の勝者なのかもしれませんね。
甲本ヒロトもこんなことを・・と、長くなりそうなのでこれは又の機会に。
さて、
今日は会社名の由来について。
HaSkyn&Co.
私たちは、「イマージュ」という施設名で皆様には親しまれていますので、なかなか会社名を言葉に出す機会は少ないです。
私たちと比べるには大きすぎますが、「ユニクロ」の運営会社が「ファーストリテイリング」と聞いて、ピンと来ないような感じでしょうか。
起業当初は、読み方や意味などを尋ねられることも時々ありましたが、なかなか説明がややこしく「まあまあ」と誤魔化してきました。
そもそもその当時は、会社名よりも「イマージュ」を売り出したかったという想いがあります。
ですので、読みにくい会社名にしたことを少し後悔しています。
”少し”と言ったのは、実は、とても気に入っているからです。
今回は会社名の由来について語っていきます。
会社名を考える際に、「名は体を表す」を大前提に、意味のある会社名にしたいと思いました。
しっかりと意味があります。
私は子どもの頃から空を眺めるのが大好きでした。
自然の雄大さと表情、手の届かない天高い空なのに、吸い込まれるような没入感は、一言で言えば恍惚。
とても幸せな気分に包み、浸らせてくれます。
今でも矢作川の堤防から見る「西の空」は最高に綺麗です。電線がなくて空が大きく見えるのですね。
そんな、「幸せな気分にさせてくれる空」のように、「幸せな空で包みたい」「温もりを送りたい」。
私たちの会社が「Happy Sky」になれたら、どれだけ多くの方を幸せにできるだろうか、と。
これが会社名を考えるスタートとなりました。
イマージュの事業所名を考える際も同様ですが、言葉の語源を探って見ました。
そこに同じ発音で、違う意味がないかを探しました。
「空」の英語である「Sky」には、ヨーロッパ祖語の「覆う」という言葉に由来する「(s)keu-(sk)始まる単語がありました。
それが、現在の「空」である「Sky」と、「肌」の「Skin」という単語になったそうです。
この2つの言葉の祖語の意味には、
・「Sky」は「地を覆うもの」
・「Skin」は「身体を覆うもの」
という雄大で温もりのある意味がありました。
「幸せな空で包みたい」「温もりを送りたい」という2つの想いがリンクしました。
そんな3つの単語、「Happy」「Sky」「Skin」の造語が、「HaSkyn(ハスキン)」です。
そして、2021年が始まり、オープンから変わらず勤めてくれているスタッフが数名います。春になると10年目です。
そんな仲間達と(&Co.)一緒に創り、歩むカンパニーになることを願いここまで来ました。
故・本田宗一郎氏は、会社名に個人の名前をつけたことに後悔していたという話があります。
私個人の意見として、創業時のことを想い出すと、会社の名前は、本当はどうでも良かったというのが本音です。
私の苗字を入れた「◯◯商店」で十分だったのですが、本田宗一郎氏の言葉を思い出し、個人商店が全面に出ない洒落た名前にしました(笑)。
では、今年1年もHaSkyn&Co.をよろしくお願い致します。