4月14日(水)にアピタ岡崎北店にて、オレンジカフェ 日向家(ひなたけ)が開かれます。
その中の健康運動コーナーにて、私たちイマージュが講師として出張します。
実は、先月2月にもひな包括支援センターさんからの依頼で出向く予定でしたが、緊急事態宣言下で中止となりました。
オレンジカフェの詳細はここでは説明は省きますが、同じような悩みを持った人達が集まれ、悩みを語り、聞くことで癒されることを、ピアカウンセリングと言います。
同じ境遇でなければ理解されない共感してもらえないことは多いですよね。
家族やパートナーでも理解されず抱え込むケースは少なくありません。
ピアカウンセリングでは気持ちが浄化され、悩みを抱えながらも前向きに歩むことができます。自由に意見を述べる場は、大変重要であると私も思っています。
以前のリハビリ病院在籍時に、脳卒中の家族会立ち上げに携わりました。
脳卒中と一言で言っても、脳梗塞、脳出血等の損傷部位によって症状は全く異なります。
家族の悩みも千差万別です。
第1回目、スタッフがグループワーカーとなり、自由な意見交換のできる場作りを試みましたが、「私の家とは違う」「そんなこと位で・・、」と、初回にも関わらずせっかく話をしてくれた方の意見に対し、否定的な意見を言われる方がみえました。
結局、自由な意見交換もできず、重苦しかった空気を今でも覚えています。
グループワーカーの鉄則は、意見に対し否定してはいけませんが、進行を妨げたり、目的とは異なる意見に対しては毅然とした態度で臨み、軌道修正しなければなりません。もちろん、終了後のフォローも必要です。とても良い勉強になりました。
オレンジカフェも疾患は違えど、やはり参加者の悩みは千差万別です。
あまり間口を広くし過ぎると、意見がまとまらず会の目的の軌道修正も難しくなってきます。
個人情報の兼ね合いで、アウトプットによるピアカウンセリングが難しい世の中にも寂しさがありますね。